サブリース契約とは、オーナー様が所有する物件を管理会社がまるごと借り上げて運営するものです。
入居者の退去時や空室期間でも一定の賃料をお支払いする家賃保証契約なので、安定した収入が実現できます。
賃貸管理では管理会社がオーナー様から委託を受けて、入居者募集から退去、原状回復工事までの多岐にわたる業務を行います。
賃貸管理の契約方式には、大きく分けて「サブリース（一括借り上げ）方式」と「管理受託方式」の2種類があります。
サブリース方式
オーナー様の賃貸物件を管理会社が一括で借り上げて、これを入居者様に転貸するものです。そのため、入居者様と賃貸借契約を締結するのは、オーナー様ではなく管理会社となります。
また、管理会社が入居者募集から物件のメンテナンスまで、管理業務の“すべて”を請け負いますので、オーナー様は管理業務を行う必要が一切ありません。
管理受託方式
管理会社がオーナー様との間で管理受託契約を締結し、その契約の内容に応じて、家賃等の受領や賃貸借契約の更新に係る事務、建物・設備等の点検、維持管理、入居者様からの問合せや苦情の対応などを行います。
オーナー様に代わり、賃貸物件の管理業務を行うのは管理会社ですが、入居者と賃貸借契約を締結するのはオーナー様ご自身となります。
サブリースには「家賃保証」や「空室保証」が付属しているため、空室時でも家賃収入を得ることができます。
また、貸主はあくまで管理会社なので、クレームや訴訟対応といった煩わしい管理業務を行う必要もありません。
空室リスクという大きな不安を抱えることなく、“安定した不動産運用を行いたい”オーナー様には最適なサービスです。
それに対して、賃貸管理は毎月の管理手数料を抑えて運用ができますので、低コストで管理業務を任せられる点がメリットです。
